曲独楽のページ 三増 巳也が 書いてます

ここからの記述は、文化庁の芸術祭公演で使用したものや、
三増巳也が各講演時に使用する曲独楽の解説をまとめたものです。
2011.10.6
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独楽の成り立ち
独楽は各国で自然に出来たらしく、どこに行っても古い物が残っている。
物を回すという動きは、遊びの原型のような単純な事なので、起源自体ははっきりと指定できない。
一番古いとされてきた、エジプトの紀元前2000年から1400年のものだったが、
今も各地で発掘作業と研究が進んでおり、これも確定は出来ない。

日本の最古の独楽出土品
奈良県の遺跡から発見された700年前のものが最古とされているが、
これも近々書き換えられる可能性がある。

曲独楽の発生のこと
古くから日本では占いや子供の遊びとして、独楽は存在していたはずです。
それと、仏教などの宗教布教や、権力者の勢力拡大を補助する、政治的な儀式の技として、
のちに伝わってきた朝鮮・中国・インドの文化が混ざり合っていき、
それぞれが遊び、権威の誇示という発展を遂げて、
ベーゴマ・喧嘩独楽、そして曲独楽という芸能の技という形を現在残している。
曲独楽師の公演の最古の記録、それは1705年の京都四条河原での博多の初太郎という少年の公演。

文楽、歌舞伎、浄瑠璃、狂歌、錦絵、黄表紙本など当時の大衆が好む文化と共に
曲独楽自体も変化している事を忘れてはいけない。

日本の大衆芸の一端を彩る曲独楽という芸は、
初期は独楽や他の物を売る時の客寄せであったが、
のちに芸が独立して興行されるようになると、
他の手妻、水芸、足芸、軽業などと共に演じられ、
総合娯楽を総称して「曲独楽」と言われるようになる。

鎖国後の幕末、海外公演の第一号は、曲独楽師であるから、相当流行していた事と思われる。

多方面での研究書や文献で調べたが、この辺はゆるぎない事実として動かないだろう。

曲独楽についての調査は、また書き足していきたい。

三増 巳也

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